1970年代のボイジャーはまだ生きて信号を送り続けている
NASAの45年前の探査機ボイジャー1号は、太陽系の外を巡航しながら、いまだに地球と連絡を取り続けている驚異的な存在である。
しかし、NASAが「ミステリー」と呼ぶものをチームに提示している。それは、正常に作動しているにもかかわらず、奇妙な遠隔測定データを送り返してくるのです。
この問題はおそらくボイジャー1の姿勢制御システム(AACS)に起因するもので、アンテナを地球に向け続けるという作業を含め、宇宙空間での姿勢を制御している。
「AACSはまだ機能しているが、返されるテレメトリーデータが無効であることを示すすべての兆候がある。例えば、データはランダムに生成されたように見えるかもしれないし、AACSがあり得るあらゆる状態を反映していない」とNASAのジェット推進研究所は水曜日に声明で述べている。
データは意味をなさないが、ボイジャー1号は母星との明確な通信ラインを維持しており、問題は保護的な「セーフモード」を発動していない。
The farthest spacecraft from Earth is beaming back some weird telemetry data.
— CNET (@CNET) June 12, 2022
1970年代に打ち上げられた双子の宇宙船ボイジャー1号とボイジャー2号は、期待された寿命をとっくに超えている。
ボイジャー1号と2号のプロジェクトマネージャーであるスザンヌ・ドッド氏は、「これまでどの宇宙船も飛行したことのない高放射線環境」と表現しているように、両方とも星間空間にある。
ボイジャー1号は地球からおよそ145億マイル(約233億キロメートル)離れている。信号を送ってから返事が返ってくるまで数日かかるので、状況を把握するのがさらに難しくなっています。
このため、NASAには未知の部分が多く残されています。AACSが原因なのか、それとも他のシステムに不具合が起きているのか?ボイジャー1号は科学ミッションを続けることができるのか?この不具合から前進する方法はある。
ボイジャー1号はこのまま耐えるかもしれない。あるいは、ソフトウェアの修正、あるいはバックアップのハードウェアへの切り替えが解決策となるかもしれない。
NASAは、ボイジャーが2025年以降も科学データを送信し続けることを望んでいる。ドッド氏は、「このような謎は、ボイジャーミッションの現段階では、ある意味当然のことである」と述べた。
※私見※
なんだか近未来の宇宙SFのような出来事ですね。
あわせて読む

ビジネスに活用できる情報収集のために英語猛勉中です^^英語とPCとネット関連で、日々やっている事や気になった事、忘備録のような感じで投稿していきます。