アマゾンが2022年に働きたい企業No.1に。LinkedIn調べ
アマゾンは日本で言えばGAFMAの一角として一流企業知名度も高いですが、アメリカの2022年働きたい企業ランキング、1位です。経済っていろんなところでつながっているから、これがまた株価にも影響してくるんでしょうね。
Amazon is the No. 1 company to work for in 2022, according to LinkedIn https://t.co/0oqTiDSqZ7
— CNBC International (@CNBCi) April 6, 2022
Covid-19の大流行がきっかけとなり、歴史的な退職者が続出し、企業は働く場所だけでなく、従業員の経験をどのように改善するかについて再考を迫られています。LinkedInの新しい調査によると、このような激変をうまく乗り越えて働いている企業もあるようです。
リンクトインは水曜日に、プロフェッショナルがキャリアを築くのに最適な米国内の企業50社をリストアップし、毎年恒例の「トップ企業リスト」を発表しました。1位はアマゾン、2位はアルファベット(グーグルの親会社)、3位はウェルズ・ファーゴでした。
LinkedInが発表した2022年に働きたい企業ベスト101. アマゾン
2. アルファベット(Google親会社)
3. ウェルズ・ファーゴ
4. JPモルガン・チェース証券株式会社
5. ウォルマート
6. IBM
7. AT&T
8. バンク・オブ・アメリカ
9. アップル
10. コムキャスト
このレポートでは、LinkedInが2021年1月から12月の間にプラットフォーム上に提出された数百万人の従業員プロフィールと企業に関するインサイトを精査しました。調査員は、従業員500人以上の企業に焦点を当て、各組織を7つの要素で評価しました。
知らない企業もありましたが、半分以上は日本でもよく知られていますね。JPモルガンは銀行業で区分けされていましたが、投資会社ってイメージが強いんですよね。
スキルアップ:入社後、どのように新しいスキルを身につけるか
企業の安定性:離職率と従業員の定着率
社外の機会:他社の採用担当者が従業員を探し、接触する頻度
会社との親和性:LinkedInでつながっている従業員の数
ジェンダー・ダイバーシティ:企業内および子会社における男女平等性
学歴:従業員の学歴の違い
アマゾンが今年の1位を獲得したのは、従業員の福利厚生を向上させ、スキルアップを支援するために「多額の投資」を行ったからだと、リンクトインの編集長兼副社長のダン・ロスはCNBCMakeItに語っています。
このリストで測定しているのは、『この(会社)はあなたのキャリアを成長させてくれるのか』ということ。「アマゾンは、我々のすべてのデータによると、その点で絶対にナンバーワンです」と彼は付け加える。
この12ヶ月の間に、アマゾンは会社員の基本給の上限を2倍以上にし、新しいメンタルヘルス手当を導入し、時間給従業員の学費を100%負担することを発表しました。
ただし、アマゾンはコヴィド19の大流行時の倉庫従業員の扱いや、残忍な職場文化の醸成などで批判の嵐にさらされていることには注意が必要です。先週、スタテン島の倉庫で働くアマゾンの従業員は組合結成に投票し、ハイテク企業が運営する米国内の施設では初のグループとなったばかりだ。アマゾンはCNBCMakeItのコメント要請にすぐには応じなかった。
アマゾンのアンディ・ジャッシーCEOは、10月にシアトルで開催されたGeekWireSummitで、同社が従業員の待遇を改善できることを認めている。「当社のような大規模なグループ(当社には120万人の従業員がいます)がある場合、それはほとんど小さな国のようなものだと思います」と、彼は述べました。
「もっとうまくやれることがたくさんあるはずだ」。柔軟な勤務体系、十分な専門能力開発の機会(授業料のジョブローテーション、メンターシップ)、充実したメンタルヘルスサービス(無料カウンセリング、有給休暇の追加)です、とロート氏は付け加えました。情報開示Comcastは、CNBCの親会社であるNBCUniversalのオーナーです。
※私見※
これ、こんな情報あったら新卒採用や中途採用の求人誌やサイトいらないよね!ってくらい濃い情報ですね。求人情報もサイトも、公式のものであれば虚偽の記載は禁じられていますが、法的にギリギリのラインでほとんど嘘みたいな情報載せてる場合も多いですからね。
勤務時間や休日、給与体系はもちろんですが、離職率(定着率)ってものすごく重要です。いいな、と思って入ってみても、「嘘だ!」と感じたり、自分のイメージと違っていた場合に止めますからね。あと将来性。自分の能力が活かせて給与や待遇に反映されるか?自分のスキルアップにつながるか?就職希望者も会社も、どちらも欲しい情報ですね。逆にこれをアップさせる事が、ひいては優秀な人材の獲得と維持につながりますからね。

ビジネスに活用できる情報収集のために英語猛勉中です^^英語とPCとネット関連で、日々やっている事や気になった事、忘備録のような感じで投稿していきます。