テスラ、株式分割承認を投資家に求める

2022年3月28日 (月) 21:54

テスラ

3月28日(ロイター)-電気自動車メーカーの・インク(TSLA.O)は、配当形式のを可能にするために株式数の増加をに求めると発表し、同社の株価は5%上昇した。この提案は取締役会によってされており、株主総会で投票される予定である。

この株式分割が承認されれば、2020年8月にテスラ株を従業員や投資家にとって割安にした1対5の分割に続く最新のものとなる。テクノロジー株のパンデミックによる上昇を受けて、アルファベット・インク(GOOGL.O)、アマゾン・ドット・コム・インク(AMZN.O)、アップル・インク(AAPL.O)も最近、株式を分割してより割安にしている。2010年に1株17ドルでデビューしたテスラは、現在1,000ドルを超える水準で取引されている。

2020年の株式分割以来、128%急騰し、時価総額を1兆ドル超に押し上げ、その指標では同社を米国最大の自動車メーカーに成長させた。

 

テスラの電気自動車は最も販売台数が多く、米国と欧州に新工場を設立して生産を増強しながら、年間100万台近くを送り出している。しかし、フォード(F.N)などのレガシー自動車メーカーやリビアン(RIVN.O)などの新興企業が市場に参入し、消費者に多くの新しい選択肢を与えていることから、同社も競争に直面し始めている。

テスラは、株式配当は最終的な承認が条件となるとしている。

※私見※

確かに株式分割自体は会社の価値を上げ下げするものではないでしょうが、より消費者や社員にとって取得しやすい価格にして資金調達をしやすくする狙いがありますね。それによって成長傾向とみられ株価が5%アップしたのもなるほど、という感じですね。

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