英語多読■老舗の倒産/テスラとの違い/先住民■

2020年7月9日 (木) 21:23

ウォールストリート

みなさんこんばんは^^今回は洋服店の破産申し立てと水素燃料トラック、の権利と債務超過に陥った会社の株について紹介します。ちょっと経済色の濃い内容ですが、元々好きなので頑張って紹介します^^

アメリカ老舗紳士服メーカー、ブルックス・ブラザーズ破産申請

ブルックス・ブラザーズは1818年にウォールストリート近郊に最初の店舗をオープンして以来、ボタンダウンのポロシャツやマドラスプリントなど、200年にわたってアメリカの紳士服大手として君臨してきました。ウォールストリートの銀行家や歴代の大統領が愛用していたことでも有名です。

この時期に破産?となるとコロナの影響を考えがちですが、コロナだけの影響ではありません。確かに在宅ワークの増加によるビジネススーツの需要減少やソーシャルディスタンスを保つ必要性から新しく洋服を買う必要がなくなた、というもの大きな原因のひとつです。ただ、要因はそれだけではありません。

元々ブルックス・ブラザーズは紳士服洋品店でフォーマルなカチッとしたスタイルをメインに営業展開をしてきました。また、国内ですべての商品の生産を行っている最後の主要小売業者でもありました。

世の中のトレンドが若者向けやカジュアルなスタイルを求めるようになってきても、頑なにフォーマルでオールドスタイルのデザインが中心であり続けました。国内工場による生産はコストが高く、時流にそったデザインやスタイルを構築できなかった、というのも大きな要因のようです。

日本でもあったレナウンの経営破たんは、コロナのせい、だけとは片付けられない出来事ですね。

ニコラモーターと水素燃料

ニコラモーターのCEOトレバー・ミルトン氏がCNNで電気自動車のモーターとの、そして再生可能なエネルギーを使っているトラックの動力である水素燃料電池が、なぜ長距離トラックに必要なのかを話しています。電気自動車は電気で充電してそれを動力にして走ります。

水素燃料電池は「水素」と「酸素」を反応させて動力を生み出す装置で、電気をためておく「電池」とは意味合いが違ってきます。

アボリジニがリオ・ティントとCHRBに求めること

オーストラリアの先住民であるアボリジニと人権グループが、リオ・ティントとCHRBに対して企業としての人権指導者的な立場にある事を撤回・剥奪するよう求めました。

事の発端は世界有数の鉱業・資源分野の多国籍企業であり、世界最大の鉄鉱石採掘業者のリオ・ティントが、州政府の承認を受けて鉱山拡張の一環として、西オーストラリアにあるピルバラ地域のジュカン渓谷にある2つの洞窟を爆破・破壊した、というものです。

この2つの洞窟は、46,000年の人類の居住の証拠となる先住民の聖地である、との主張です。

これは双方の見解の違い、と言ってしまえば終わってしまいますが、例えば歴史的価値のあるものや学術的に残しておく必要のあるものを撤去、爆破、破壊する場合には、事前に入念な調査や地域住民との話し合いが必要だと思います。

州政府の許可を得たとはいえ、なにか大規模な工事や建設が行われる場合は、必ず事前に地域住民との話し合いが持たれる日本では、考えにくいことですね。

■老舗の/テスラとの違い/先住民■・まとめ

海外では日本では考えられない事があたりまえのように起きるんですね。海外に住んだり旅行をしなくても文化や考え方を学べるいい機会です。日本では紹介しないニュースや出来事など、自分なりに取捨選択していければ、と思います^^

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