フォトショップでウェストを細く、小顔にする方法

2018年7月31日 (火) 05:06

人物写真の加工は修正はを使ってやるんですけど、基本的に女性を素材とした画像の場合、ホクロやシミ、シワやくすみなどをなくして発色を良くすることがほとんどです。レタッチ(加工・修正)の必要のないものは楽なんですけど、やっぱり多少は加工をします。

や脚、二の腕を細くしてに修正する。黒目を大きくするなどのデカ目加工はよくやります。わかりやすく言うと、フォトショップでもプリクラやスマホのアプリと同じ様に”盛る”わけですね。今回は

①肌をキレイに

②ウェストなどを細く

③小顔にする

という工程を解説します。

フォトショップのテクニック①シワを消して肌をキレイにする

よく使われているベタなテクニックですが、まず左側のメニューのバンソウコウのアイコンを右クリックすると「修復ブラシツール」というのが表示されるのでクリックします。

僕が使っているバージョンはCS2なのでフォトショップのバージョンによって多少違いがあると思いますけど、「スポット修復ブラシツール」を選択します。マウスを修復したいホクロの場所にもっていくと円形に変わっているので、クリックします。

上のメニューの種類の部分が”近似色にあわせる”になっていると、自動で周囲の色に似た色でホクロを上塗り(メイクで隠すイメージ)します。

上の画像がホクロを全部消す処理をした後の画像です。同じように目尻のシワやアザ、くすみなども消すことが可能です。他にも全く別の場所の色(模様・肌の状態)をコピーして貼り付けるもありますけど、こちらが一番簡単でスムーズに修正が可能です。

フォトショップのテクニック②小顔にする

これも同じように”盛る”機能でやってみた事がある人は多いかもしれません。こちらもフォトショップの修正・加工要請で多いものです。この工程で使うテクニックは「ゆがみ」というテクニックです。

動画解説

音声が小さい場合はPC側のボリュームを上げてください。まず修正対象の画像を開いたら、左メニューの一番左上の部分をクリックして「楕円形選択ツール」を選びます。そうするとマウスポインタが十字に変わりますので、修正したい箇所の左上(右上)から右下(左下)にドラッグ(クリックした状態でそのままマウスを動かす)してください。

楕円形が選択されます。次に上のメニューの中からフィルターをクリックして、出てきたメニューの中からゆがみを選択します。選択した部分がクローズアップされて表示されます。右のボックスにあるメニューのうち、ブラシサイズを適当にスライドさせて調整します。ここでは100に設定しています。

マウスを外側から内側にドラッグさせます。やりすぎた、という時は逆方向にドラッグすると膨らみます。ある程度おおまかに修正したらOKをクリックします。

そうすると元画像から修正後の画像に変更されます。そのままでもいいんですけど、微調整が必要な場合はブラシサイズを小さくしてもう一度同じ作業をします。今回は顔のラインをシャープにする、という事で書いていますけど、ウェストを細くしたり二の腕を細くすることも出来ます。


いかがでしたか?フォトショップの最新バージョンでは、ゆがみツールの中に目・鼻・口・顔の形状に分けてスライドするだけで加工が可能な顔認証機能が追加されています。最初にスマートオブジェクトに変換が必要ですけど、より自然な修正が可能になって微調整も必要なくなりました。

だだ、ここで紹介したテクニックを覚えておくと、なんらかのエラーで顔が認識できなかった場合でも作業可能ですし、顔以外の部分も修正可能です。もちろん人間以外にも使えますね。参考にしてください。

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