Photoshopでゴージャスな金色のメダルを作る方法
今回はPhotoshopでキラキラ輝くGOLD調の金貨を作る方法を紹介します。最近は英語の勉強とビジネス系の情報収集をメインにやっていたので忘れつつあったPhotoshopですが、検索してもなかなかしっくりくるものがなく、海外のサイトを参考にして作成しました。
やはり情報量が雲泥の差ですね!日本語検索だと15万件程度だったのが、英語で検索すると250万件ありました。桁が違います。それではさっそく紹介します。
- 1. 金貨のベースになる円を描く
- 2. 文字の基準になるラインを描く
- 3. コインのデザインであるイラストを挿入する
- 4. 文字にレイヤースタイルを適用させ、コピーする
- 5. Photoshopでゴージャスな金色のメダルを作る方法・まとめ
金貨のベースになる円を描く
まず、大きさはどのくらいでもいいのでベースになるファイルを新規で作成します。ある程度大きめのほうが後で重宝するので、ここでは1,000×1,000pxで作成します。その後金貨の大きさの円を描きますが、だいたい直径900~950くらいがいいでしょう。(数値は自由です。)
その際に正確に真ん中から円を描かないといけないので、上下に定規を表示させるために「表示」→「定規」にチェックをいれておきます。
左側の一番上の移動ツールを選択している状態で、縦軸の定規にマウスをのせ、クリックしたまま右に動かします。ちょうど真ん中で止まる感覚があるのでマウスを離すと縦にラインが引かれています。(実際に描かれているわけではありません。)
同様に上の横軸の定規から真ん中までマウスを動かすと左右にラインが引かれます。この交差する点が中心なのでここを中心に円を描きます。左縦軸のバーから楕円形選択ツールを選択した状態でマウスを中心に持っていきます。
クリックしたまま、「Shift」+「Alt」を押した状態でマウスを動かすと円が描かれます。前述の通りちょうどいい大きさになったらマウスを離します。そうすると新しいレイヤーが作成されます。色は黒く塗りつぶされたようになるかもしれませんが、前回使用の設定のままですので、後でレイヤースタイルをコピペするので色は問題ありません。
文字の基準になるラインを描く
次に、重要なテキストを入力していきます。通常はテキストツールを使うのですが、円の外周にそって丸く描かないといけないので、その前に一手間入れます。まず、書いてある円より一回り小さく円を同じように描きます。(同じようにレイヤーが作成されます。)
次にテキストツールを選択します。その後マウスを小さい方の円のラインに乗せるとマウスカーソルが変化しますのでクリック、必要なテキストを入力していきます。色が黒だと見えないので何でもいいのでカラーピッカーで色を変更しておきます。
ここでは赤に変更しています。後で変えるので何色でもいいです。フォントの大きさも調整しましょう。その後、「編集」→「パスを変形」→「回転」を選択し、左右のバランスを考えながら回転させて、ちょうどいいところに動かします。
もし、上側だけじゃなく下側にも同じようにテキストを描きたいのであれば、レイヤーを反転させればいいのですが、テキストレイヤーをコピーして反転するだけだと内側に収まってしまい、左右もゆがんでしまいます。ですからもう一度、最初に書いたテキストの上端にラインがくるように違う円を描きます。
そして同じように違う内容のテキストを書きます。同じようにパスを回転させて左右のバランスをとって位置を修正します。その後「編集」→「パスを変形」→「垂直方向に反転」で、下側にちょうどいい余白を空けたテキストが出来上がります。
この状態では2個めの小さな円のシェイプレイヤーが重なって最初のテキストが見えませんので、レイヤーを削除します。(最期に作った楕円形のシェイプレイヤー)
これで上下にいいバランスでテキストが入力されました。
コインのデザインであるイラストを挿入する
なんでもいいのですが、コインのデザインのメインになる画像を切り抜いてコピペします。これでイラストがレイヤーとして追加されました。色はわかりやすいように赤に統一しています。
文字にレイヤースタイルを適用させ、コピーする
最期に、どのテキストレイヤーでもかまいませんが、ダブルクリックしてレイヤースタイルを表示させます。ここで一度設定していまえば、あとはコピペするだけなので簡単です。
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【ベベルとエンボス】
色は#FEF8A0
スタイル:ベベル(外側)
テクニック:滑らかに
深さ:271%
方向:上へ
サイズ:6px
角度:130° 包括光源を使用にチェック
高度:5°
不透明度ともに100%
以下、画像を添付しておきます。クリックで拡大されます。
【シャドウ内側】
色は#FEFFB3
【光彩内側】
【グラデーションオーバーレイ】
グラデーションの色の部分をクリックして詳細を開き、色の分岐点を別に2つつくり、左から色は#C9A849、2つ目が位置が35%で色が#FFF492、3つ目が位置が66%で色が#FFFFC1、最期右が色は#FAD56Aとなっています。
【光彩外側】
【ドロップシャドウ】
メインのテキストにレイヤースタイルを適応させると下記のようになります。
右下のレイヤーボックスにある設定したレイヤーを右クリックして「レイヤースタイルをコピー」を選択。別のレイヤーを右クリックして「レイヤースタイルをペースト」を選択すると同じレイヤースタイルになります。楕円系のレイヤーも全部ペーストします。
楕円形のシェイプレイヤーを縮小して移動させてもいいですし、ごちゃごちゃしているのですっきりさせたいなら削除すればキレイなGOLDメダルの出来上がりです。
Photoshopでゴージャスな金色のメダルを作る方法・まとめ
いかがでしたか?少し手間はかかりますが、個人的には納得のいく仕上がりになりました。他にも様々なレイヤーやテクニックを使った仕上げ方がありますが、今回はクライアントさんが納得していただけたので満足です。ぜひ、参考にしてみてください。
それから英語の自動翻訳ですが、Photoshopに慣れている人ならなんとなくわかると思いますが、ちょっと説明が雑だったり日本語訳が??となる場合も多々あるので注意が必要です。
動画もあわせてごらんください。

ビジネスに活用できる情報収集のために英語猛勉中です^^英語とPCとネット関連で、日々やっている事や気になった事、忘備録のような感じで投稿していきます。