Googleがいつの間にか集めているあなたの個人情報を削除する方法
個人情報保護の観点から企業のプライバシーポリシーに焦点があてられたり、個人でも自分の個人情報がしらない間に漏れているかも?と気にする人が増えてきています。GAFMAやGAFAと呼ばれる巨大テクノロジー企業の個人情報収集も問題になっているケースもありますので、今回はGoogleの中にあるあなたの個人情報を全削除・部分削除する方法を紹介します。
It's time to delete the scary amount of data Google has on you https://t.co/FoyACVAb9a
— CNET (@CNET) April 12, 2022
検索内容から位置情報まで、Google が収集した個人情報の削除方法
Googleは予想以上に多くのあなたの個人データや情報を収集している可能性があります。検索履歴やYouTube動画の閲覧履歴など、悪く言えばGoogleはあなたを監視しています。GoogleマップはiPhoneやAndroidを使っていようと、行き先や経路、滞在時間まで記録しています。
Googleがあなたについて知っている範囲の多さを知ると驚くかもしれません。その不安を解消するために、今回はGoogleが保有する個人情報にアクセスする方法と、その一部または全部を削除する方法を紹介します。そして、履歴や個人情報を削除したとしても、Googleのサービスとの間の適切なバランスを見つけるために、使い勝手を損なわずにGoogleのアクセスを制限する設定を選択することが出来ます。
グーグルが「公開」とみなす個人情報を探す
Googleは、あなたの名前、顔、誕生日、性別、他に使っているメールアドレス、パスワード、電話番号などを知っている可能性が高いです。
この中には、公開情報として記載されているものもあります(もちろん、パスワードは除きます)。ここでは、Googleがあなたについて世界中に公開している情報を確認する方法を説明します。
1. ブラウザ ウィンドウを開き、右上のアカウントをクリックし、「Googleアカウントの管理」からGoogle アカウント ページに移動します。
2. 左のメニューバーから「個人情報」を選び、情報を確認する。写真、名前、誕生日、性別、パスワード、他のメールアドレス、電話番号の変更・削除が可能です。
3.自分の情報がどのように公開されているかを確認したい場合は、「他のユーザーに表示する情報の選択」から「ユーザー情報に移動」を選択します。
4. 各行に人物アイコン(誰でも見られる)とロックアイコン(自分だけ見られる)のいずれかが表示されます。項目を選択すると、公開、非公開のいずれかを選択できます。
あなたのオンライン活動のGoogleの記録を見てみよう
Google があなたについて持っているデータのを確認したい場合は、以下の手順に従って、データの検索、確認、削除、一定期間後に自動的に削除するように設定してください。
自分のデータをもっと管理したいが、検索や Google マップなどの Google サービスで検索結果をパーソナライズしたい場合は、3 か月後にデータを自動削除するように設定することをお勧めします。それ以外の場合は全データを削除して、Googleがあなたを追跡しないように設定することもできます。
今後Googleを使っていく中で、使い勝手や以前との違いに気づくことはないでしょう。
1. Googleアカウントにログインし、左のメニューバーから「データとプライバシー」を選択します。
2. Googleが記録した全リストを表示するには、履歴の設定までスクロールし、Webとアプリのアクティビティを選択します。ここには、Google検索、YouTubeの視聴履歴、Googleアシスタントのコマンド、その他Googleアプリやサービスとのやりとりがすべて記録されています。
3. 通常はオンになっていますので、完全にオフにするには、「オフにする」を選択します。ただしこの設定を変更すると、Google HomeやGoogle Nestスマートスピーカーの他、Googleアシスタントデバイスが使えなくなる可能性が高いので、注意してください。
4. GoogleにChromeブラウザの履歴とGoogleアカウントでログインしたサイトの行動だけを追跡させないようにしたい場合は、「Chrome の履歴と Google サービスを~」のチェックを外します。Googleアシスタントとの対話の音声記録をGoogleに保持させたくない場合は、2つ目のボックスのチェックを外します。それ以外の場合は、ステップ 5 に進みます。
5. Googleがこの種のデータを全く削除しないか、3ヶ月または18ヶ月ごとに自動的に削除するように設定するには、[自動削除]を選択して、最も快適に感じる期間を選択します。Googleは、指定した期間より古い現在のデータを直ちに削除します。例えば、3ヶ月を選択した場合、3ヶ月より古い情報はすぐに削除されます。
6. 自動削除の設定を選択すると、ポップアップが表示され、確認が求められます。「削除」または「確認」を選択します。
7. 次に、自動削除の下にある「すべてのウェブとアプリのアクティビティを管理する」を選択します。このページには、前の手順で説明したアクティビティからGoogleが収集したすべての情報が、アカウント作成日またはこのリストを最後に消去した日にさかのぼって、新しい順に表示されます。
8. 特定の日を削除するには、その日の右側にある☓ボタンを押します。「今日」の右側の☓ボタンをクリックすると今日のすべてのアクティビティが削除されます。特定のアクティビティを削除したい場合はそれぞれの項目の右側の☓ボタンをクリックして個別に削除してください。
9. 履歴の一部または全部を手動で削除したい場合は、ページ上部の検索バーの右側にある3つの点のアイコンを選択し、「アクティビティを削除する基準」を選択して、任意の期間を選びます。
10.日付とサービスでフィルタを選択すると任意の期間や条件でアクティビティをフィルタリングできます。
11.スマホでも同じようにできますので、特にロケーションの管理が気になる方は同様に設定してみてください。
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ビジネスに活用できる情報収集のために英語猛勉中です^^英語とPCとネット関連で、日々やっている事や気になった事、忘備録のような感じで投稿していきます。