ファイルをパスワード保護してセキュリティをアップする方法

パスワード

メールの転送、机の上に残されたUSBメモリ、あるいはコンピュータにアクセスした不正なユーザーなど、あなたのはいつ、意図しない誰かの手に渡るかもしれません。(個人的に見られたくないファイルもね)

そんなとき、によるがあれば、データを見られたくない相手との間に立つことができます。パスワード保護は、機密性の高いファイルに対して、手間をかけずに追加できるのレイヤーです。

やり方はどのソフトのファイルを保護したいかで変わります。パスワード保護機能がもともとあれば、それを使えばいいですし、なければ個別にファイルをロックしなければなりません。

Microsoftのワード・エクセル・パワーポイント

※若い人は知らないフリーソフトと思うかも?ワードの初期の初期です。※

Windows版のWord、Excel、PowerPointの場合は、パスワードで保護したいファイルを開き、「ファイル」と「情報」を選択します。次のリストの一番上に保護オプションが表示されるはずです。

このボタンをクリックし、「パスワード付き暗号化」を選択して、パスワードを入力します。パスワードは15文字まで可能で、大文字と小文字が区別されますので、入力した内容を再度確認してください。

パスワードを忘れた場合、その文書に戻ることはできませんので、もう一度最初から入力し直す必要があります。(忘れない、自分しか知らないものにしましょう。)

macOSでOfficeを使用している場合は、手順が少し異なります。上部のリボンメニューから「レビュー」タブを開き、「保護」ボタンをクリックしてパスワードを入力します。

(ボタンの表示は、お使いのプログラムによって若干異なります)。

Googleドキュメント・スプレッドシート・スライド

spledsheet

Google Driveにはパスワード保護機能はありません。ファイルはすでにパスワードで保護されているからです。パスワードは、ドキュメント・スプレッドシート・プレゼンテーションをログインして表示するために使用する、Googleアカウントにリンクされています。

作業中に右上隅にある大きな共有ボタンを介して、GoogleDocs、Sheets、またはSlidesからファイルを共有することを選択した場合、あなたは特定のユーザーを招待(メールアドレス経由)して閲覧可能にできます。

また、誰もが使用できるようにリンクを生成できます。ただ、最大のセキュリティのために前者のオプション(個々のユーザーを招待)をお勧めします。

これは、彼らはあなたが共有したファイルを見る前に、自分のGoogleアカウントのパスワード(パスワード保護の別のレイヤー)でログインする必要があることを意味します。

Apple のPages・Numbers・Keynote

あなたが使っているのがAppleのオフィスアプリケーションであれば、パスワードを追加するプロセスはそれほど簡単ではありません。

Pages、Numbers、またはKeynoteでファイルを開いた状態で、「ファイル」、「パスワードの設定」の順に選択して、パスワードを選択し、適用します。

パスワードを思い出せなければ、文書、スプレッドシート、プレゼンテーションに戻ることはできません(そうでなければ、ハッカーも同様に侵入できます)。

パスワードダイアログの「TouchIDで開く」チェックボックスに注目してください。

このチェックボックスをオンにすると、保護されたファイルを開く際にmacOSのTouchID対応キーボードが使え、毎回パスワードを入力する手間が省けます。

その他のファイルのパスワード保護

パスワード保護機能に関してすべてのアプリケーションを網羅はできませんが、あなたが利用中のプログラムを調べれば、ファイルを保存する際にこのような追加のセキュリティを提供していることが分かるかもしれません。

そうでない場合でも、いくつかの選択肢があります。クラウドストレージ・ロッカー(GoogleDriveなど)にファイルを保存するのも一つのです。

これらのサービスでファイルを共有するには、通常、ユーザー名とパスワードを使用してログインする必要があるため、ファイルはそのように安全に保管されます。

余分な機能かもしれませんが、例えばDropboxの場合、ウェブ上のフォルダ共有ペインで「設定」をクリックし、「アクセスできる人」を「パスワード付きの人」に変更することで、アクセスに固有のURLとパスワードの両方が必要になります。

別の方法で保護しなければいけない時は、安全に保管する必要があるファイルを含む、パスワードで保護されたアーカイブを作成します。

7-Zipは、パスワードで保護されたアーカイブを作成できるWindows用の無料ツールであり、例えば、外付けハードディスクにファイルを保存する場合は、ドライブ全体を暗号化し、パスワードを追加して、不要なアクセスから保護できます。

Windowsでは、ファイルエクスプローラでドライブを右クリックし、「Bit Lockerを有効にする」を選択します。Vera Crypt(Windows版、macOS版、両方無料)などのサードパーティアプリケーションも、ドライブの暗号化とパスワード保護を同時に行うことが可能です。

ポータブル・ストレージ・デバイスに機密データを保存する場合は、Vera Cryptを選択するのが賢明です。

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