ゼネラルモーターズが電気ボート業界に参入。なぜ?

電気ボート自動車のフロンティアとしてを牽引している一方で、他の自動車メーカーもこぞって電気自動車へシフトチェンジしています。乗用車から輸送用のトラックまで様々ですが、今回大手老舗の自動車メーカーであるGM()が電気ボート業界にするようです。

現在はあらゆるものが電動化されている。人・物を輸送運搬するための自動車、配送車、バス、ゴミ収集車など、あらゆるものが電気を動力源とする未来へと急速に移行しています。地球温暖化・環境保護・ゼロエミッション等々の観点において、全世界が化石燃料を使用する内燃機関から、使用しない電動の技術が主流となっています。

EV革命は自動車業界だけでなく、ボートの世界にも波及しています。ゼネラルモーターズは最近、シアトルに拠点を置く新興企業ピュアウォータークラフトに1億5000万ドルを投資し、同社の25%の株式を取得しました。このほかにも、いくつかの新興企業が独自の電気ボートを市場に投入しようと取り組んでいます。

ゼロエミッションの水上バイクが登場したことは、大きな意味がある。ボートのエンジンは大きな汚染源となり得る。また、電気モーターは内燃機関より効率的です。

「電気モーターは、このために作られたものです。どの回転数でも効率がよく、ゼロ回転でフルにトルクが出る。これこそ電気モーターが得意とするところです」と、ピュアウォータークラフトの創業者兼CEOであるアンディ・レベレは言います。

発電するためには原子力・火力・水力・風力・潮力・地熱等々、まだまだ化石燃料に頼らなければならない点は多々ありますが、環境汚染を抑止してこれ以上汚さない、という点では電気自動車、オール電化には大賛成です。化石燃料を使わなくなれば、資源に乏しい日本もエネルギー自給率アップんでしょうけどね。火山が多い国だから、グリーンランドだったかアイスランドだったかみたいに、地熱で賄えるようになればベストですね。

広告