WordPress(ワードプレス)が重いときにやるべき方法5つ

2019年5月19日 (日) 10:33

ワードプレスが重いときに試す方法CMSの代表として知名度の高いですが、サイト運営が長くなってくるうちに重くなってきてしまうのも難点です。容量が多くなれば、それだけ読み込みに時間がかかるのは仕方がありません。しかしブログで広告収入を考えている人にとっては深刻です。

離脱率上昇の原因のひとつであるサイトの表示スピードを改善させるを紹介します。

プラグインを使って軽量化する

ワードプレスのプラグインにはサイトを軽量化して速度を早くするためのプラグインがたくさんあります。そのうちのいくつかを紹介するので参考にしてください。その前に、GTMetrixGoogle Page Insightsなどを使って自分のサイトが本当に遅いのか?どれくらい遅いのか?を確認しておきましょう。

画像を圧縮する

画像を圧縮して早くする画像を圧縮して最適化してくれるプラグインです。テキストだけのサイトならいざしらず、学術的なサイト以外ではほとんどが画像や動画を掲載しています。当然そのほうがユーザーに対して訴求力が高いですからね。

ただ、デジカメでとった画像そのままや、そうでなくても何も手を加えていない画像をそのままアップしてはかなりページが重くなってしまいます。特にPCならまだしも、スマホで見る際に重いとどうにもなりません。そこでプラグインを使って画像を最適化して重くないようにしましょう。

いくつか代表的なプラグインがありますが、僕が愛用しているのは品質を劣化させずに圧縮するEWWW Image Optimizerというプラグインです。圧縮率の高いものは他にももっとできるものがありますが、僕の場合はオフラインで圧縮してアップロードしているので、そこまで重要視していません。

定期的にチェックするくらいです。オフラインの圧縮は非可逆圧縮といって、もとにもどせない画像の劣化がある方式なんですが、正直肉眼ではわかりません。この2段構えで圧縮しています。

キャッシュを利用する

WP Fastest Cache」というプラグインを使います。こちらはキャッシュ機能というものを使ってページ表示を早くしてくれるスグレモノです。”キャッシュ”というのは一度読み込んだデータを保存しておいて、次回同じページを読み込むに早くするためのものです。

他にもキャッシュ系のプラグインはたくさんありますけど、使ってみた感じでは「WP Fastest Cache」が一番シンプルでわかりやすかったです。ダウンロードしてからでもいいし、プラグイン検索でそのままインストールしてもいいでしょう。

データベースを最適化する

でのサイト運営歴が長くなってくると、下書き状態やリライトの際につくられる”リビジョン”というものが溜まってきます。リビジョンは例えば保存したすれた時や、記事を過去状態に戻してくれる便利なものなんですけど、書き終わった記事にはもう必要ありません。

これが溜まってくるとデーターベースに負担をかけて重くなっていきますので、定期的にいらないデータを削除して軽くする必要があります。「Optimize Database after Deleting Revisions」というプラグインは溜まったリビジョンを削除したりデータベースを最適化してくれるのでぜひ使ってみましょう。

プラグインを思い切って削除する

プラグインを削除して早くする便利だからといってプラグインを詰め込んでいませんか?プラグインは便利な反面、相互の相性というのがあって一緒に使うとエラーを起こしたり、表示に時間がかかってしまうものもあるんです。重いな?と感じたら、一度全部のプラグインを停止してみて、一つずつ有効にしてみてください。

何が重くさせているのかはっきりするかもしれません。該当のプラグインが見つかったら、本当に必要なのか?とういことをもう一度考え直してみるのもいいでしょう。

画像・動画を見直してみる

画像については最初のプラグインの項目でも話しましたけど、現在僕が使っている方法はオフラインで軽量化してアップロードした後に、定期的にプラグインを使って画像を圧縮しています。これだけでずいぶんを軽量化が図れますし、測定結果もアップします。

動画編集ソフトを使う

最近では画像以外にユーザーへの訴求力を高めるために動画を使っているサイトが増えて来ました。確かに静止した画像よりも、動画のほうがわかりやすくユーザーに伝わりやすいでしょう。でもその反面、容量が大きいので読み込みに時間がかかってしまう点は否定できません。

オンライン上で動画を軽量化させるサービスがあるので使ってみてはいかがでしょう。当サイト並びに運営サイトでは動画の使用頻度が少ないので使ってはいませんが、インターフェースもわかりやすく使いやすそうですね。

テーマを見直してみる

テーマを変えて早くするワードプレスの魅力のひとつであるテーマは幅広いものがあります。有料・無料問わず女性向けの可愛らしいデザインから、ニュースサイトのような情報コンテンツ満載可能な機能的なものまで様々です。

近年はSEO対策としての構成を施したものが多くなって、特にSEOの技術に詳しくない人やCSSなどのデザインに詳しくない人でも簡単にカスタマイズができるものが増えてきています。実はワードプレスの表示速度の向上に、テーマの選定は切っても切れない方法なんです。

今のテーマのデザインが気に入っていてどうしても変えたくない、という人は別ですが、極力無駄を排して軽く表示させるものに変更してみるのもひとつです。そんなテーマのひとつにLuxeritas というのがあります。 SEO 最適化済みで、多機能なうえに高速な無料の WordPress テーマです。

Googleが推奨しているAMPにも自動で対応するよう設計されています。本サイトや他の運営サイトでもこのテーマを使っています。ワードプレスには本当にたくさんのテーマがあって、有料のもの・無料のもの多数扱ってきましたけど、現時点では一番気に入っているテーマです。

また、随時更新もされていて、Instagramの更新などSNSの規格変更による不具合にも対応しています。無料なので問い合わせ窓口というのはありませんが、実際に不具合(?Instagramの画像非表示)の際も問い合わせで対応してくれて、次回のセミアップデードで問題解決されていました。

テーマに関しては自分が何をしたいのか?というのが一番大事ですので随時検討しながら最適のものを探してみましょう。基本的に表示速度アップのためのテーマ選びは、無駄を省いて軽い、というのが条件ですね。

サーバーを見直してみる

サーバーを見直して早くする先日まで、ロリポップというサーバーを使ってみました。いろいろ試行錯誤してサイトの高速化を試していたのですが、最終的な手段にでることにしました。

理由としてはここで紹介している事を試してみてある程度の効果はでたのですが、やはりサーバー移転というのは前々から考えていたことでもあり、初期費用0円や月額もあまり変わらない事、ワードプレスの移行が簡単にできる、というのが大きいですね。

それから国内最速(2019年1月時点で社内調べらしい)サーバー(コノハウィング)ということで、”ホントかよ?”という疑問はあったんですが、結論を言えば大成功です。

いや、かなり早くなりました。サーバー側の設定であるコンテンツキャッシュやブラウザキャッシュをオンにするとさらにスピードアップです。月額費用や初期費用で二の足を踏んでいた部分もあったんですが、いや、助かりました。

広告を見直してみる

現在、当サイトならびに運営サイトでは、Google AdSenseの広告を貼っています。Google AdSenseはみなさんご存知の通り、ユーザーに最適な広告を表示してくれるので重宝しています。

Google AdSenseは3つまでしか表示してはいけない、という制約があったので、以前はウィジットや広告の管理プラグインを使ってサイドバーやタイトル下、コンテンツ下という風に広告を設置していました。

ところが”自動広告”なるものが出現し、サイトのコンテンツにあわせて自動で最適な場所に広告を貼り付けてくれるサービスがGoogle AdSenseで始まりました。”最適化”という響きに弱い僕は早速試してみたところ、あることに気づきました。なんと広告が7つも表示されているではありませんか!?

広告上限3つの制約ってなくなったのか?とも思いましたが、Googleさんが自動で表示させているのでこちらの責任ではありません。試験的に1サイトのみ自動広告にしていたんですが全サイト自動広告にしました。

特に問題なく表示されていたのですが、時々サイトのトップページ表示やページをクリックしたときに異常に遅くなるときがありました。そこで試しに自動広告を消してみたところ、表示スピートがぐんと上がったんです。うーん、アドセンス恐るべし。

現在はこの問題は解決されているんで自動広告を表示しているんですが、もしGoogle AdSenseの自動広告を使って表示が遅い、と感じたなら、手動広告に変更して広告の数を減らしてみてはいかがでしょうか?それだけでも効果があるはずですよ。

WordPress(ワードプレス)が重い時にやるべき方法5つ・まとめ

いかがでしたか?ワードプレスを早くするためのテクニックについて紹介しました。実際に試してみて効果のあった方法なので、実践してみてはいかがでしょうか?

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