セッション時間とページ滞在時間の違い

2018年8月9日 (木) 21:43

2018年6月10日~7月9日と7月10日~8月8日の推移です。PVも上昇傾向ですね。引き続きタイトル改編と記事執筆を継続します。/がほんのわずか上昇してます^^

平均セッションと平均ページ時間の乖離

平均セッション時間が19秒から17秒に減っています。滞在時間がかなり短いということなんでしょうけど、せめて2~3分くらいは欲しいところですね。ところでを見ていてもう一つ気になる数値があるので紹介します。”平均ページ滞在時間”です。

なんとなく同じような雰囲気のワードですけど全くます。実は平均ページ滞在時間というのが図を見てもわかるように2~3分あるんです。あれ?と思いました。1ページの平均ページ滞在時間が2~3分なのに、それより多いはずの平均セッション時間が劇的に少ないのか?よくよく調べてみると判明しました。

セッションというのがいわゆる”アクセス”を表していて、アナリティクスの場合の測定方法はページA(ランディングページ)を読み込んだ時間をスタートにして、最後に訪問したページ(離脱ページ)を読み込んだ時間までを測定の基準にします。

セッション時間とページ滞在時間の違い

ここで大事なことは、平均ページ滞在時間には最後の離脱ページに30分滞在しようが1時間滞在しようがカウントされないわけです。ページA/1分(カウント)⇒ページB/2分(カウント)⇒ページC/5分(離脱ページはノーカウント)となって、÷2で計算されて3分÷2で1分30秒になります。

反対に平均セッション時間には、離脱して次のページの開始時間が測定できないので”0秒”の1セッションとしてカウントされます。ですから÷3で計算されて3分÷3で1分になります。

例えば1ページしか見ずに5分で離脱したセッションが10回あった場合に、ページの滞在時間としては数えられないので全体の平均ページ滞在時間は下がりません。平均ページ滞在時間は10分(10分÷1で0秒はカウントされない)なのに、平均セッション時間は10分÷11で54秒という10分の1以下の数値になります。

直帰率の高さが物語っている

サイトの直帰率をみればわかりますけど9割以上のセッションが”0秒”カウントされていますので、平均が減るのもうなずけます。

また、この1カ月の間に過去のツールを使って取得したページ3,000以上を削除したので、今後は少しずつ正確な数値が反映されてくると思います。現状としてはセッションあたり1.1PV前後なので、イコール平均ページ滞在時間と考えておいても問題はなさそうです。セッションあたり2PV(3ページみている)以上になるまで観察するくらいでいいでしょう。

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