Appleの元機械学習ディレクター、GoogleのDeepMindチームに参加と報道される

Apple人材の流出というのは待遇や条件だけではなく、会社の方針や方向性にもよるのでしょうか。あと、個人の働き方の意識の変化もあるでしょう。

Bloombergによると、Appleのと人工知能の取り組みを監督していたAppleの幹部が、同社の厳しい職場復帰方針を理由に、ここ数週間で同社を退職しています。イアン・グッドフェローは現在、グーグルのDeepMindチームに個人貢献者としてしているとされ、ハイテク大手を離れてに移ってから数年が経過している。LinkedInのプロフィールによると、グッドフェローは2013年以降、リサーチサイエンティストやソフトウェアエンジニアリングのインターンなど、さまざまな立場でグーグルに勤務しています。

Bloombergによると、Appleの元幹部がスタッフに宛てた退社に関するメモの中で、このポリシーに言及しているとのことです。アップルは4月、5月23日からオフィス復帰ポリシーの実施を開始し、従業員に週3回以上のオフィス勤務を義務付けると発表していた。

しかしNew York Timesは、同社がリモートワークに対する姿勢を軟化させ、一部の社員が週2回だけオフィスに出社する試験運用を開始すると報じたばかりである。グーグルはまた、週のうち何日かは物理的にオフィスで働くことを求める「ハイブリッド・ワーク」プランの実施も始めているが、グッドフェローはより自由度の高い役割を引き受けたのかもしれない。

グッドフェローは、アップルで自律走行技術に取り組むエンジニアを監督し、グーグルマップにストリートビューの車の写真から住所を自動的に書き写す機能を持たせるシステムを開発した。しかし、彼はおそらく、ディープフェイクの作成に使用できるGenerative adversarial networks(GAN)を発明したことで主に知られている。

※私見※

働き方改革ってあるけど、会社にいなくても自分の裁量で働けるというメリットと、会社にいて一体感を持ちながら業務をする、どちらがいいとか悪いとかではなく、生産性があって納得できるなら、どっちでもいいですよね。ただ、今後はどんどんリモート化が進むでしょうね。コロナがそれを促進させ、いなくても仕事が可能なことを実証しました。

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