アドセンスやアマゾンや楽天やバリューコマース、結局何が一番か?
ブログで収益をあげようと考えたときに、自分で物販やサービスの提供をやっていない限りは、アフィリエイトを考えていると思います。実際に十分に収益があがっていれば別ですが、運営し始めたばかりのブログや初心者であれば何を選ぶかはすごく大事です。
ここでは何を基準にアフィリエイトを選べばいいのかを、紹介していきます。
アフィリエイトには大きく2種類ある
収益を得るためのアフィリエイトはいくつかありますけど、大きくわけると2つになります。
クリック課金型アフィリエイト
クリック課金型・インプレッション型アフィリエイトは、サイトや広告がクリックされた時点で報酬が発生するタイプの広告です。インプレッション型はサイトがクリックされて時点で発生し、クリック課金型は広告がクリックされて発生します。
収益の単価は表示されている広告の種類によって変わってきます。代表的な広告はAdSense(アドセンス)で、アドセンスはクリック課金とインプレッション広告の両方の性質を持っています。実際に掲載してみるとわかりますけど、クリックされていなくても収益が発生しています。
インプレッション~と内訳が記載されています。もちろん単価はかなり安いですけど、ないよりはいいですよね。単価が低いのは理由があって、僕が運営しているサイトは20代女性向けのサイトです。もちろん高額の商品の紹介記事を書く場合もありますし、実際数万円~の商品の記事もあります。
でもその他には物販とは関係のない恋愛や、ライフスタイル系の記事もたくさんあります。逆にそっちの方が多いくらいです。実際に商品が売れてもいないのに報酬を払うのは、普通に考えてリスクがあります。
例えば10万円の商品を扱っているサイトで、専門性も高くコンテンツの重要性も高いサイトの場合は読者のニーズも高いんです。そうであればある程度の報酬を払ったとしも、広告主は採算がとれるわけです。
ですからインプレッション広告で収益を得ようと考えるなら、質の高いコンテンツとアクセス数が必要になります。クリック課金型の広告の場合も同じですが、これは広告主の立場から言うと「ディスプレイ広告」といいます。サイトやアプリにテキストやバナー画像を使ってユーザーに告知をします。
そこで広告主が出している予算から、サイトの運営者に収益が支払われるわけです。ディスプレイ広告はPPC広告のひとつですから、検索結果で表示されているサイトがクリックされて課金されるのと同じように、サイト内の広告がクリックされることで課金されます。
アドセンスの場合はサイトを訪れたユーザーが普段検索しているもの、イコールではありませんけど、サイトのコンテンツにあわせた広告が表示される場合もあります。
成果報酬型アフィリエイト
表示された広告のサイトでユーザーが商品を購入した場合に報酬が発生します。単価に関しては1万円を越えるものもあります。当然サイトがクリックされる確率→広告がクリックされる確率→商品が購入される確率、という感じになります。
単価が高いぶん同じ人は頻繁に買いませんので、たくさんのアクセスが必要です。それからユーザーの質が重要になってきます。健康器具であれば健康志向、悩みがあったり問題を改善したいと考えているユーザーという事になります。
耐久品を扱っている場合はリピートは見込めませんが、消耗品の場合は見込めます。同じ商品は直接商品サイトで買うかもしれませんけど、類似商品やユーザーが興味を引く商品ならサイト経由で買うケースもあります。
サイトコンテンツが優良で、ユーザーに有益な情報を与えているサイトなら、わざわざ検索エンジンで調べなくても必要な情報や商品を扱っている場合があります。
より専門的な知識や情報は商品サイトに載っているとしても、予備知識としての情報は広告が掲載されているサイトのコンテンツにある場合も多いんです。成果報酬型アフィリエイトで単独で報酬を得ようと考えているのであれば、競合他者のリサーチや商品の設定、質の高いコンテンツを作成していく必要があります。
2つのタイプのアフィリエイトを比較した場合、単独で収益を得続けようと考えるなら、クリック課金型ならアクセス数を、成果報酬型の場合はコンテンツを重要視する必要があります。
アフィリエイトは何を基準に選ぶのか?
結論からいうと、儲かるかどうかです。収益をあげるためにアフィリエイトですから儲からないと意味がありません。そのためには収益がどのようにして発生するかを確認していきましょう。アフィリエイトの種類にも書きましたけど、どちらの方法でもまずアクセスがないと話になりません。
クリック課金型でも成果報酬型でも、1人でもたくさんの人ブログを読んでくれないと収益になりません。ブログを読んでくれる人が1,000人と10万人ではまるで違います。読んでくれる人を増やすには、アクセス数を増やしていかなければなりません。
アクセスアップの方法
それではそもそものスタート地点、アクセスアップの事について話していきます。どんなに良いコンテンツのサイトでも読まれなければないのと同じ、まず優先するのはアクセスアップです。
SEOでアクセスアップをする
SEOは日本語でサーチエンジン(検索エンジン)最適化とも呼ばれています。ざっくり言うと、ユーザーが検索したときに自分のサイトを上位に表示されるように、サイトを最適化する事です。検索したユーザーは検索結果の上位に表示されているサイトを優先的にクリックしていきます。
よほど慎重にたくさんの情報を欲しがっている場合か、検索上位に欲しがっている情報がない限り、2ページ以降のサイトをクリックすることはありません。0ではありませんけど、極端に減っていきます。そこでサイトの運営者は必至で上位表示させようと、いろいろなテクニックを使います。
一昔前まだ検索エンジンが発達していなかった頃、もう10年以上前の事になりますけど、その頃は簡単でした。必要なキーワードをタイトルに盛り込んで、不必要で不自然と思われるような日本語でサイトを覆うようなテクニックです。
中身のないコンテンツでも、キーワードがたくさん盛り込まれているサイトは重要だと判断されていた時代の事です。今そんな事をすれば間違いなくペナルティです。絶対にやってはいけません。
キングオブコンテンツといわれるように、結局ユーザーにメリットのある有益なコンテンツのサイトが、上位にくるんです。ユーザーの事を考えれば、当然です。自分が検索した後にクリックしたサイトがクズサイトばかりなら、別の検索エンジンを使うようになります。
検索エンジンとしては最も避けなくてはいけない事柄です。ただし、今日なにかをしたからすぐに結果がでるわけではありません。3ヶ月から半年はみなくてはいけません。そうして徐々にアクセスが増えていくんです。
SEMでアクセスアップをする
SEMは検索エンジンマーケティングという意味で、検索エンジンからユーザーをサイトに誘導する手法やプロセスの事をいいます。ですから、SEOもこの中に入ります。SEMというのはリスティング広告のことだと思っている人もいるかもしれませんけど、それだけではありません。
ユーザーは検索結果の上位のサイトを信頼しやすくクリックもされやすい、というのはお話しました。ちょっと乱暴な言い方になりますけど、ざっくりいうと順位を買う、という事です。
明確にいくら払えば何位になる、という規定はありませんけど、当然広告単価が高いほうが上位に表示されやすくなります。以前はヤフーがシェア首位でGoogleが2位でしたが現在は逆転しています。いずれにしてもこの2つの広告を攻略すればアクセスアップは間違いありません。
ただし、アフィリエイトはリスティング広告を禁止している場合も多く注意が必要です。また、買われなくてもクリックされるだけで費用が発生するため、扱っている商品の利益率との兼ね合いが重要になってきます。
SNSやメルマガでアクセスアップをする
ブログを始めたばかりのころ、最もアクセスを上げやすいのがSNSを使った方法です。方法としてはいいねボタンやシェアボタンで記事を紹介する事で、SNSの友達からのアクセスをもらいます。そして内容が面白かったり気に入ってくれるとサイトを紹介してくれるようになります。
SNSよりもメルマガの方がビジネス色は強いですけど、生きたメルマガの読者がいるということは、それだけサイトのアクセスアップの強力なパワーになります。
ブログのファンがアクセスを安定させる
サイトのアクセス解析をやっていると新規ユーザーとかリピーターという表現がでてきます。新規というのははじめてサイトを訪問してくれた人の事で、リピーターというのは何度がサイトを訪問してくれた人という事になります。
新規ユーザーが検索エンジン経由なのに対して、リピーターはサイトをブックマークしてくれた、もしくはSNSやメルマガ経由での閲覧という事になります。どちらのありがたいゆーざーです。基本的にサイトの運営歴が長くなればなるほど、リピーターの比率が増えてきます。
こういう言い方が正しいかどうかわかりませんけど、リピーター=収益を生む財産と考えてもらっても差し支えないでしょう。検索エンジンから何らかの形でペナルティを受けて順位が下がっても、ブックマークしてくれているユーザーはサイトを見てくれます。
結果的に検索エンジン対策をしつつ、リピーターを増やす努力というのがサイトの収益を維持向上させることになります。
広告をクリックさせる方法を考える
貼る広告の種類・サイズやデザイン・配置は非常に重要です。成果報酬型のリンクに関して言えば、報酬だけ考えれば各アフィリエイトサイト特有のものを貼ったほうがいいでしょう。基本的にこちらは大手ショッピングサイトに載せていないもの、オリジナル商品ですね。
あまり世に出回っていない、けれども品質には自信が持てる商品です。オリジナリティの高い商品であれば、ユーザーはどこで買うか(アマゾンや楽天等)なんてあまり考えません。ですからリンクにアマゾンや楽天のロゴが入っていなくても問題ありません。
また、こういう商品はセールスページ型のサイトに多いようです。商品の詳細は販売サイトにのっているので詳しく書く・書かないはライティングの手法によって変わってきます。
ライティング手法にはいろいろあって「AIDMA(アイドマ)の法則」「PASONA(パソナ)の法則」「QUEST formula(クエスト フォーミュラ)の法則」などが代表的です。こういった文章の流れのなかで効果的にリンクを貼り付けていくわけです。
どれでもいい、どこでもいい、というわけではありません。クリック課金型のアドセンスの場合は手動広告と自動広告というのがあります。僕の場合は最初は手動広告だったんですけど、自動広告というのがでてきてそっちにシフトしました。
コンテンツ量や内容によって配置や数を最適化してくれるすぐれものです。稀にここには必要ない、と思う事もありますが、手動で配置を考えて広告を貼るよりも、専門家にまかせましょう、というスタンスです。
ユーザーのことを考えて広告を考える
ユーザビリティ、これってもはやサイト運営には切っても切れない要素になりましたよね。ユーザビリティとはユーザーの使いやすさ、ひいてはユーザーの事を考えたコンテンツという事になります。
究極はユーザーが求める情報の100%をサイトで網羅していて、そこから一歩踏み込んだ情報提供ができるサイトが生き残っていきます。例えば日焼けや紫外線に悩んでいる人がいます。日焼けしやすい人だったり、シミ・ソバカスに悩んでいる人かもしれません。
そういった人が「紫外線 予防」であったり「紫外線 対策」、「シミ 消す 方法」や「くすみ 予防」といったキーワードで検索してくるわけです。基本的に名詞(固有名詞)+動詞というのが一番購買につながりやすいと考えられています。
前述しましたけど、達成欲求や問題解決というはほとんど当てはまります。紫外線の対策を考えている人には帽子や日傘や日焼け止めや・・・・という風にです。日焼けしないように、しにくい体質肌質に、してしまった時の対処法、これらが全部書かれてあったらもう満腹ですよね。
その他にも日焼けした肌を回復させるための食事など、直接販売につながらない情報もユーザーにとっては大事です。
また物販に関して言えば、ユーザーによってはアマゾンを使っていたり、楽天だったりヤフーショッピングだったりするわけです。各サイト固有のサービスやポイントなど、様々な理由があるとは思いますが、そういう点まで考えてアフィリエイトリンクをはらなければなりません。
ですから現在は商品リンクを複数のサイトからユーザーが選べるような形に随時変更していってます。
https://20s-femininity.net/(運営サイト)(閉鎖中)
アドセンスやアマゾンや楽天やバリューコマース、結局何が一番か?・まとめ
結論をいうと、クリック課金型と成果報酬型の両方を併用してサイト運営していく事をおすすめします。最初のうちはクリック課金型だけでもいいですが、せっかく記事を書いていくんであれば成果報酬型のリンクも貼っておくにこしたことはないですからね。
ちなみに現在はAMPには対応していないものを貼っています。サイト自体は全サイトAMP対応してhttps化しているんですけど、現在は単独でAMP対応しているリンクはあるものの、複数サイトを一括して管理・表示できるものがありません。
これは、今後対応していくでしょうし、サイト自体はアドセンスでAMP表示されているので問題ないかと考えています。参考になれば幸いです。
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